生活習慣病
高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、痛風、メタボリックシンドロームは、生活習慣に関係の深い慢性疾患です。
これらの疾患は、動脈硬化の進行につながります。
痛風
血液中の尿酸の値が異常に上がった状態が高尿酸血症です。
この状態がさらに続くと、関節に鋭い痛みが生じる痛風と呼ばれる疾患になります。
痛風には食事療法と薬物療法が必要になります。
動脈硬化
日本人の三大死亡要因、がん・脳卒中・心臓病のうち、脳卒中と心臓病は、動脈硬化が原因となり引き起こされる病気です。
動脈は心臓から送り出される血液を運ぶ血管で、通常は、しなやかで強い性質を持っています。
ところが動脈硬化が生じると、動脈の中が狭くなったり動脈そのものが壊れやすくなったりします。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞、狭心症、脳出血、脳梗塞などにつながり、非常に危険です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPDは【Chronic Obstructive Pulmonary Disease】の略で、「慢性閉塞性肺疾患」と呼ばれます。
有害物質の吸入が原因となって気道が炎症をおこし、呼吸が苦しくなる病気です。主な原因はタバコの煙で、COPDの90%以上が喫煙によるものと言われています。
喘息
ぜんそく(気管支喘息)は気道の炎症が原因となって引き起こります。
ぜんそくの人は、特に症状が起きていないときでも常に炎症がおこっており、健康な人間と比べて気道がせまく、空気が通りにくくなっています。さらに炎症のため、タバコの煙やホコリに敏感になっており、わずかな刺激で発作が起こる状態になっています。
ぜんそくの治療は、気道の炎症を治療することが中心となります。
一般外傷
軽い擦り傷、切り傷などには随時対応しております。お気軽にご連絡下さい。
脱水症
脱水症とは身体から体液が不足している状態のことです。単純に水分が不足しているのではなく、電解質も同時に失われている状態のことを言います。
水分の喪失は、血液量が減り、臓器を巡る血液が不足し機能不全を引き起こします。集中力の低下、食欲不振などの症状が表れます。
電解質の喪失は体液の濃淡をコントロールする浸透圧が維持できなくなります(ナトリウム不足)。また、神経や筋肉に悪影響を及ぼし、足がつったり、しびれ、脱力感の原因となります(カリウム・カルシウム不足)。
「飲料・食事の制限」による供給不足、「発汗・下痢・嘔吐」による喪失過剰が原因となって引き起こります。
健康診断
下記、健康診断・検査を行っておりますのでお問い合わせください。
お越しになる際は受診券(利用券)と被保険者証をお持ちください。
特定健康診査
目的 | 生活習慣病の予防を目的に、生活習慣病の一歩手前といわれるメタボリックシンドロームに着目したものが「特定健康診査」です。 メタボは胃や腸の周りに内臓脂肪がたまることで代謝異常がおこり、動脈硬化を生じやすくなった状態を言います。 特定健康診査では、メタボかどうか判定する検査項目を取り入れ、健診の数値が表すご自身の状態を理解して、生活習慣改善のきっかけとしていただくことを目的としています。 なお、特定健康診査の結果から、リスクが高いと判断された方には、「特定保健指導」で専門家による生活習慣改善のサポートが受けられます。ひとりでは難しい食事や運動などの、生活習慣の改善方法を一緒に考え、健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。対象の方には、健診後通知が送られますので、ぜひご利用・ご活用ください!! |
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対象者 | 福生市国民健康保険に加入している40歳から74歳の方 |
場所 | 市内指定医療機関 |
内容 | 血液検査・身体測定等 |
期日 | 6月1日から10月31日 |
※対象の方には個別に受診券を送付します。
詳細は送付された書類をご覧ください。
受診券に記載されている有効期限を必ず確認してください。
送付時期:5月下旬頃を予定しています。
※特定健康診査は、医療保険者が実施主体となっています。国民健康保険以外の健康保険に加入されている方は、加入されている医療保険者にお問い合わせください。
※受診の結果、精密検査や治療が必要となった場合は自己負担となります。
※胸部レントゲン検査と大腸がん検診(便潜血検査)が健康診査と同時に受診することができます。健診受診時に医療機関に申込みをしてください。
後期高齢者健康診査
対象者 | 福生市後期高齢者医療制度に加入している75歳以上の方 ※特別養護老人ホーム、養護老人ホーム等の施設に入居されている方は健診の対象とはなりません。 |
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場所 | 市内指定医療機関 |
内容 | 血液検査・身体測定等 |
期日 | 7月1日から10月31日 ※対象の方には個別に受診券を送付します。 詳細は送付された書類をご覧ください。 |
送付時期 | 6月下旬頃を予定しています。 |
※受診の結果、精密検査や治療が必要となった場合は自己負担となります。
※胸部レントゲン検査と大腸がん検診(便潜血検査)が健康診査と同時に受診することができます。
健診受診時に医療機関に申込みをしてください。
若年健康診査
対象者(市内在住) | 健康診査を受ける機会がない30歳と35歳の方 ※年齢は平成28年4月1日現在、30歳と35歳の方 |
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場所 | 市内指定医療機関 |
内容 | 血液検査・身体測定等 |
期日 | 8月1日から10月31日 |
申し込み方法 | 保健センターで申込用紙に申請していただくか、ハガキにてお申し込みください。お申し込み後、申請者に受診券を送付します。 |
※申し込み開始日については広報ふっさでご案内します。
※受診の結果、精密検査や治療が必要となった場合は自己負担となります。
※35歳以上の方は胸部レントゲン検査と大腸がん検診(便潜血検査)が健康診査と同時に受診することができます。健診受診時に医療機関に申込みをしてください。
無保険者健康診査
対象者(市内在住) | 40歳以上の健康保険に加入出来ない方 |
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場所 | 市内指定医療機関 |
内容 | 血液検査・身体測定等 |
期日 | 8月1日から10月31日 ※対象の方には個別に受診券を送付しています。 詳細は送付された書類をご覧ください。 |
送付時期 | 7月下旬頃を予定しています。 |
※健康診査は当該年度40歳以上になる方が対象です。
※受診の結果、精密検査や治療が必要となった場合は自己負担となります。
※胸部レントゲン検査と大腸がん検診(便潜血検査)が健康診査と同時に受診することができます。健診受診時に医療機関に申込みをしてください。
予防接種
予防接種について
受付時間
9時~12時30分まで
15時~18時まで
※予約不要ですが、種類によっては必要な場合がございます。
詳しくはお問い合わせください。
点滴と注射について
受付時間
9時~12時まで
15時~17時まで
※下記の予防接種は当院で接種することができます。
海外旅行などで必要な予防接種についてもご相談下さい。
三種混合ワクチン | 対象接種標準年齢・・3か月~2歳6か月 三種混合ワクチンは、ジフテリア・破傷風・百日咳の3種類の予防をするワクチンです。詳しくは、ジフテリア菌と破傷風菌の各培養液中の毒素を分取精製しホルマリン処理により無毒化したトキソイド液と、百日咳菌培養液から菌体を除き、感染防御抗原を精製して作られる精製百日咳ワクチン液の3種類を混合したワクチンです。 |
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MR混合ワクチン | 対象1期(1回)1歳の間、2期(1回)5~7歳未満で小学校就学前1年間 麻疹と風疹の混合ワクチンです。それぞれのワクチンの説明は下記を参考にしてください。 |
おたふく風邪ワクチン | 対象生後12月以上の希望者 おたふく風邪ワクチンの注射を受けたことが無い人や、成人になってもおたふく風邪にかかったこともない人におすすめのワクチンです。おたふく風邪は主に小児期に感染する病気です。小児では急性耳下腺炎、無菌性髄膜炎などが主な症状で、後遺症として難聴が残ることがあります。成人男性では睾丸炎がおきることもあり、成人の方からワクチン接種を希望されることも少なくありません。 |
風疹ワクチン | 対象幼児期の接種が一般的ですが、任意接種には制限はありません。 風疹は「三日はしか」とも呼ばれる主に小児期の急性感染症で、麻疹に似た発疹を起す病気です。抗体陰性の大人も感染し、特に、妊娠の早期に感染すると、心臓奇形、白内障、聴力障害などを持つ先天性障害児が産まれる危険があります。風疹ワクチンは弱毒生ワクチンで、軽く感染させることで免疫を付けていきます。成人女性の方で妊娠前に予防接種を受けようとお考えのかたは、予防接種前の約1か月間と接種後の約2か月間は、妊娠を避けるようにしてください。 |
麻疹(はしか)ワクチン | 対象幼児期の接種が一般的ですが、任意接種には制限はありません。 麻疹ワクチンの注射を受けたことがない人で、麻疹にかかったこともない人におすすめのワクチンです。麻疹は主に小児期の全身性感染症ですが、抗体陰性の大人が感染すると重症になります。肺炎、中耳炎などの合併症がよく聞かれますが、麻疹後脳炎などの重い脳の病気を起こすこともあるので注意が必要です。 |
インフルエンザワクチン | 対象希望者 期間・回数11~12月の間でインフルエンザが流行する1ヶ月ほど前に1~2回接種を行います。 ご存知の通りインフルエンザは毎年冬に流行しますが、その準備は春から行われています。流行するのは主にA型とB型で、毎年異なる抗原型が流行します。抗原型自体も少しずつ変化していて、世界保健機関(WHO)が中心になり、毎年5月に流行ウイルスを予測し、3~4種類のワクチン製造用ウイルス株を選定して10月に出来上がります。「去年予防接種を受けたから、今年はもう大丈夫!」というわけではなく毎年の接種をお勧めします。特に高齢者などの免疫が低下している人は重篤になる場合が見受けられますので、毎年の接種がよいでしょう。 |
インフルエンザ予防接種
(2019年)
予診票をプリントアウトして事前に記入していただいてから、ご来院いただくと、受付がスムーズになります。
下のボタンからダウンロードできます。是非ご活用ください。